「そろそろ魂が欲しいだろう」
頭の中に悪魔が囁く
カラスの皮を被った悪魔が
燃える夕陽と共に降り立ち
その骸骨をガラガラ鳴らす
恐れながらも魅入られる私
「そろそろ口付けが恋しいだろう」
カラスの皮から声が聞こえる
王家の谷に誘〈いざな〉われ
復活を待つ亡霊に忠誠を誓う私
悪魔の降り立つ日には
ピラミッド群も眠れない
魂も口付けも私は要らない
只燃える貴方が在れば良い
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http://ginshizuku.blogspot.com/2015/03/blog-post_19.html王家の谷